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視力が低くても見えている?

「視力が 0.3 くらいでも黒板の字は見える」
「信号や標識も見落とすことはないから大丈夫」
視力が悪くても気にしない人も多いようです。
視力低下の恐いところは、「よく見えていない」という自覚が薄いところにあると言ってもよいでしょう。

まずメガネをかけてみよう

当サイトはメガネの着用を推奨するものではありませんが、
視力があまり良くなくてメガネをかけたことがない人は、試しに他人のメガネを借りて、かけてみて下さい。
その明瞭な視界に、目が覚めたような気分になるはずです。
それが本来の視力なのです。
「よく今まで、こんなぼんやりした世界で生きていられたものだ」と、ある種の罪悪感を覚えるかもしれません。

本当に「見えて」いるのか?

多少視力が低くても、日常生活に支障はないと感じるかもしれません。
特に現代は、どんな仕事でもパソコンを使うことが多く、近くでものを見る機会が増えています。
近視ならば近くのものはよく見えるのだから、むしろ良いくらいだと思っている人もいるかもしれません。
しかし、視力が悪い人は、気づかないところで損をしていることが多いのです。

推測で「見えている」ことにしてしまう

人間には良くも悪くも「推測」という能力があります。
目から入ってくる情報が不明確な場合に、頭で勝手に推理して当たりを付けてしまう癖がついていないでしょうか。

低い視力で見ている文字や人の表情などは、本来はぼやけています。
それが正確に見えるというのは、錯覚である可能性が高いのです。
本当は黒板の字が見えていないのに、前後の関係から「きっとこの字だろうな」と判断していることがあります。
その場合、字を読んでいるのは目ではなくて頭なのです。
同様のことは耳でも起こります。
よく聞こえていないのに、口の動きや前後の関係から推測してしまいます。
すると、相手の話に対して見当違いな答え方や受け止め方をしてしまい、気まずい思いをすることが多くなります。
推測して読む・聞くということは、非常に危険な行為なのです。

もちろん、ある程度の推測する能力は大事ですが、度を過ぎれば「勝手な判断」となります。
光の情報を正確にとらえることができる視力を取り戻しましょう。