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レーシックの安全性

レーシックは非常に安全な手術と言われています。
しかし、外科手術である以上、失敗の可能性を完全に否定することはできません。
レーシックそのものは最新機器を使用した手術なので、失敗は非常に起こりにくいのですが、医師の管理体制などが原因で後遺症や感染症などが起こることがあるようです。

失明件数は0件

現在の日本においては、レーシックで失明したという報告は1件もありません。
そもそもレーシックは目の最も表面にある角膜のみを削る手術であり、目の深層には手を加えません。
また、そのための機器もコンピュータ制御によってマイクロメートル単位で正確に動くようになっています。
停電になったときの安全装置なども何重にも配備されているため、失明の危険は皆無に等しいと言えるのです。

過去に忌まわしい感染事例が

しかし、だからといって危険がまったくないということではありません。
設備は十分に整ったクリニックであっても、メンテナンスがしっかり行われていない医師のもとでは重大な失敗が起こる可能性があります。
日本のレーシック史上、最悪の失敗事例と言えば、2009年2月に報道された銀座眼科の集団感染症事件です。
以下、そのニュース記事を一部引用してみます。

東京都中央区の銀座眼科 (溝口朝雄院長) でレーザー光線を使い近視を矯正するレーシック手術を受けた患者67人が角膜炎などの感染症を発症した問題で、区保健所は25日、2人が入院し、19歳の女性は失明の恐れがある重症に陥っていることを明らかにした。

保健所は医療器具の滅菌不足が原因と発表、23日から施設全体の使用を制限し、再発防止を指導した。

溝口院長は25日、記者会見し「心からおわびする」と陳謝。
日本眼科学会のガイドラインでは、レーシックを行うには眼科専門医に認定される必要があるが、溝口院長は専門医ではなく、医療器具の滅菌装置は2006年8月の開設から今年1月に交換するまで、一度も点検していなかったことを明らかにした。

日本眼科学会常務理事の大鹿哲郎筑波大教授はレーシックの感染症は通常、患者5000人に1人とし「国内では考えられない被害」としている。

(共同通信 2009/02/25)

この事例は読んで分かるとおり、レーシック機器の不具合などではなく、明らかに医師の職務怠慢によって起こった失敗です。
原因が医師にありながらも、レーシックそのものの信頼性を大きく失墜させることになった事件でしょう。

溝口元院長は翌年、業務上過失障害の容疑で逮捕されています。

失明の恐れがあるとされた19歳の女性は、その後まもなく退院し、事なきを得たようですが、感染症を起こした67人の患者さんの苦しみは謝罪しきれるようなものではありません。
また、症状が起こらなかった患者さんたちも、今後どのような後遺症が起こるか分からないという不安に苦しめられることになります。

この事例から知らされることは、病院選び・医師選びの大切さです。
本当に信頼できる病院や医師を選ばないと、施術後の後悔につながってしまうのです。
レーシックの設備は、ほとんどの医院で最新機器が導入され、まず問題なく稼働しているでしょう。
結局のところ、レーシックの失敗・後悔を防ぐためには、信頼できる医師を選ぶ患者側の目利きにかかっていると言えます。